葬儀や法要で僧侶が檀家(だんか)らから受け取る「お布施」を総額約1億5400万円を私的に流用したとして和歌山の2つの宗教法人が大阪国税局の税務調査を受けています。
私的流用を認定された法人はどこなのでしょうか?
今回は『【1.5億円を私的流用】和歌山宗教2法人は?「だんかのお布施」使用目的も!』ということで調査しましたのでご覧ください。
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【1.5億円を私的流用】和歌山宗教2法人は?「だんかのお布施」使用目的も!
「だんかのお布施」1.5億円を私的流用 和歌山の宗教2法人https://t.co/GYaWlE9LNy
— 毎日新聞 (@mainichi) January 30, 2023
住職らは非課税のお布施を生活費や貯蓄に回し、私的流用が常態化していました。
葬儀や法要で僧侶が檀家(だんか)らから受け取る「お布施」を巡り、和歌山県で複数の寺院をそれぞれ運営する二つの宗教法人が大阪国税局の税務調査を受け、総額約1億5400万円を私的に流用したと認定されたことが関係者への取材で明らかになった。
国税局は私的に使われた金を「隠し給与」とみなし、2法人に重加算税を含めて計約7800万円を追徴課税した模様だ。
法人側は全額を納付したとされるが、宗教法人の収入を巡る私的流用は後を絶たない。
私的流用を認定されたのは和歌山県田辺市の宗教法人など。
この2法人は互いに無関係だが、いずれも僧侶が複数の寺院を管理する運営形態をとっている。
こうした運営は「兼務寺」と呼ばれ、過疎や高齢化による檀家や住職の後継者不足を背景に各地で増えている。
宗教法人は公益性の観点から、お布施やさい銭、戒名料など宗教活動にあたる非営利事業の収入は税金がかからない。
ただし、法人が住職らに支払う給与は一般企業と同様、源泉所得税を納付する義務がある。
大阪国税局が2法人の収入や給与の支払い状況を調べた結果、2021年までの7年間に約1億5400万円に上る「隠し給与」を確認。各法人は檀家らから受け取ったお布施などの収入を帳簿に記載しない手口で住職らに横流ししたとみられ、住職らは生活費などに充てていたとされる。
引用元:Yahoo!ニュースより
お布施として渡すお金が1億円以上も不正に流入されていたとはとんでもないことです。
さらに、法人は「一切お答えすることはない」とも語っていて、その内容が気になります。
まずは、和歌山宗教2法人はどこなのでしょうか?
【1.5億円を私的流用】和歌山宗教2法人はどこ?

現段階ではこの2法人の名前は公表されていませんでした。
そこで、和歌山県田辺市の宗教法人を調査してみました。
和歌山県田辺市には大小合わせて約130の寺社仏閣、そして宗教法人は10の宗教法人がありましたが、この中から特定することはできませんでした。

ちなみに、宗教法人は年間8000万円超の収入を得た場合は都道府県に収支計算書を提出することが法律で義務づけられているとのことで、今回の総額約1億5400万円はその約2倍にもなります。
そのような金額を何に使ったのでしょうか?
【1.5億円を私的流用】和歌山宗教2法人の使用目的は?
総額約1億5400万円の使い道を以下のように報道されています。
住職らは生活費などに充てていたとされる。
引用元:Yahoo!ニュースより
総額約1億5400万円もの金額を生活費として使うとはどのような生活をしていたのでしょうか?
報道では『2021年までの7年間』と書かれていることから、年間にしても約2,200万円も使っていることになります。
年間2,200万円を月の生活費に換算しても一ヶ月183万円使っていることになります。
180万円という金額は老後の生活費の一年間一人当たりにかかるる金額だそうです。
これが毎月183万円の生活となると、この住職たちは主となる収入以外にかなりの贅沢をしていたとも考えられます。
~まとめ~【1.5億円を私的流用】和歌山宗教2法人は?「だんかのお布施」使用目的も!
いかがでしたでしょうか?
今後の報道がありましたらここに追記していきます。
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