【M-1】悪口漫才が嫌われる理由5選!ウエストランドはなぜ優勝?

6 min

12月18日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2022』決勝(テレビ朝日系)にてお笑いコンビ・ウエストランドが第18代M-1王者となりました。

ウエストランドの漫才は”毒舌漫才”や”悪口漫才”と呼ばれ、その内容には賛否があり今回の優勝もネットで大変話題になっています。

そこで今回は『【M-1】悪口漫才が嫌われる理由5選!ウエストランドはなぜ優勝?』ということで悪口漫才師と呼ばれるウエストランドを例に取り、さらに優勝できた理由も併せて検証していきます!

スポンサーリンク

【M-1】悪口漫才が嫌われる理由5選!ウエストランドはなぜ優勝?

ウエストランドは、河本太(38)と井口浩之(39)が2008年に結成し、今年14年目。2020年以来、二度目の決勝進出で王者となった。

爆笑問題の事務所・タイタンに所属。ツッコミの井口が毒舌で畳みかけ、ボケの河本と応酬するしゃべくりネタが人気。

 この日、ファーストラウンドはトリの10組目で登場し、大舞台で毒舌漫才がさえわたった。『M-1』の感動劇をイジってみせ、爆笑を誘った。

ファイナルラウンドでも勢いそのままで、大阪吉本勢のさや香、ロングコートダディに勝る支持を集めた。

 優勝が決まると、河本は号泣。一方、井口の毒舌は止まらず「こんなにセリフ少なくてネタも飛ばしたやつが大号泣してるんで、腹たちますね」と、ならではの言い回しでコンビ愛をにじませた。

河本は「相方ばかりの稼働が増えてすごく暇だった」と吐露し「どこでも頑張ります」と感激しきり。井口も「コンビで頑張ります」と重ねた。

また、井口は「自分の人生なんですけど、初めて主役になれた気がした」と喜びを語った。

引用元:Yahoo!ニュースより

ウエストランドは毒に満ちたボケで有名な爆笑問題・太田光さんら所属のタイタンが事務所です。

毒舌な言い回しが爆笑問題直伝なのかどうかは定かではありませんが、今回のウエストランド優勝を期に改めて毒舌及び『悪口漫才』が脚光を浴びそうです!

有名芸人からも数々の賞賛コメントがありました!

毒舌漫才を称賛する声も多く上がっていますね!

しかし、世間では今回のウエストランドの悪口漫才がそれほど受け入れられてはいないようです。

その理由は以下5点になります。

①悪口だけで技術がない
②そもそも悪口が嫌い
③毒舌=知性・悪口=笑えない
④ネタが暗い
⑤面白いけど認められない

では1つづつ見ていきましょう!

スポンサーリンク

【M-1】悪口漫才が嫌われる理由①悪口だけで技術がない

悪口漫才が嫌われる理由の一つ目は、悪口漫才は技術が無く、それを優勝させてしまうとM-1の価値が下がるという意見がありました。

では、悪口には本当に技術がないのでしょうか?

これについては、かのベテラン漫才師のビートたけしさんは自身の著書『悪口の技術』で以下のように語っています。

口下手は、もうダメ!
 もっと「悪口の技術」を磨かないと、世界はおろか、自分の家の中だって居場所がなくなるよ。
さあ、言いたいことを言ってやれ!

引用元:悪口の技術 (新潮文庫) 文庫 – 2005/1/28より

たけしさんは、悪口の技術を磨き、悪口により『言いたい事を言う』ことで自分の居場所を見つけるといったことを語られています。

さらにこちらの著書では以下の5点も悪口の技術として必要だと挙げられています。

技術その1 悪口は出来るだけ、細かく、具体的に。主張もいっぱい混ぜて。
技術その2 世間的にキチンとしていなければならない人にこそ、悪口は効く。
技術その3 偉い人には、上品な悪口を。「裸の王様」のように、おだてて、落とす。
技術その4 ストレートな相手には、ストレートな悪口を。ひねり回しても、わかってもらえない。
技術その5 金持ち相手には、貧乏自慢を。経験ないことが、一番応える。

引用元:悪口の技術 (新潮文庫) 文庫 – 2005/1/28より

一重に悪口漫才といってもそこには沢山の技術が必要だという事が分かります。

そしてウエストランドは悪口漫才で優勝していることから、そこに技術があるといっても過言ではないでしょうね!

スポンサーリンク

【M-1】悪口漫才が嫌われる理由②そもそも悪口が嫌い

続いては、そもそも悪口は嫌いでウエストランドにはそれが目立ちすぎると言ったご意見です。

これに関しては、好みの問題とも言えます。

しかし、たけしさんの”悪口の技術”と一緒に考えると『ウエストランド=悪口漫才師』と代名詞されるくらいの存在感はそれでスゴイ事だとも言えますね!

合わせて、ウエストランドは嫌われるくらいに悪口漫才として成功しているという事ですね☆彡

【M-1】悪口漫才が嫌われる理由③毒舌=知性・悪口=笑えない

悪口漫才が嫌われる理由3つ目は、毒舌は知性の上に成り立ち、悪口にはそれが無く笑えないと言ったご意見もありました。

そこで、毒舌と悪口の違いについて調べると、以下になります。

毒舌(どくぜつ)とは、他人に対して辛辣(しんらつ)な言葉・悪口や厳しい皮肉のことを言うこと。 毒舌を振るう者は毒舌家(どくぜつか)とも呼ばれる。

引用元:辞典・百科事典の検索サービス – Weblio辞書より

続いて、悪口とは以下になります。

他人を悪く言うこと。また、その言葉。

引用元:goo 辞書より

毒舌の中に悪口が存在していて、悪口だけではその言葉の内容しかないという事のようですね。

しかし、冒頭でもご紹介した松本人志さんのツイートには以下のような内容がありました。

テクニックとキャラクターさえしっかりあれば毒舌漫才も受け入れられる

”悪口漫才”と言われていますが、これは”毒舌漫才”とイコールで結ばれるという意味なんですね!

そしてこれも、テクニックさえあれば悪口=毒舌であり、それらも技術次第で笑える内容に昇華させることが出来ると言えます。

スポンサーリンク

【M-1】悪口漫才が嫌われる理由④ネタが暗い

悪口漫才が嫌われる理由4つ目は、”ネタが暗い”といったことがあげられます。

『ウエストランドの暗いネタで優勝して欲しくない』という事ですが、これは”悪口漫才”=”暗い”ということなのでしょうか?

こちらは実際にウエストランドのネタを見てみましょう!

ユーチューバーに対しての悪口がとんでもないですね(笑)

しかしこれはこれで暗いというよりも、世間一般的なイメージとして『悪口=暗い』という揺るぎないもののような気がしますね。

ネタとしては大変面白いと思います☆彡

スポンサーリンク

【M-1】悪口漫才が嫌われる理由⑤面白いけど認められない

最後は、悪口漫才は面白いけど認められない(優勝してほしくない)といったご意です。

これもまずはウエストランドの優勝したネタを見てみましょう!

内容がお笑い関係を馬鹿にした悪口漫才ですね!

これは、面白いと思うけど優勝してほしくないというのは『このネタで優勝させたらマズいだろwww』といった→(笑)の意味でのコメントとも取れますね!

そうではなかったとしても、このウエストランドの優勝ネタは審査委員の人たちも良い意味での苦笑いがあって素敵だと感じました☆

スポンサーリンク

~まとめ~【M-1】ウエストランドが優勝できたのは悪口漫才の〇〇が認められたから!

いかがでしたでしょうか?

これまで見ていただいた『悪口漫才が面白い理由5選』をまとめた上でウエストランドが優勝出来た理由は『悪口漫才師として技術があり、嫌われるくらいに認められた』という結果になりました!

今後もウエストランドや悪口漫才から目が離せません!

【関連記事はこちら】↓↓↓

カテゴリー:
関連記事

2 件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください